今年の新茶は例年より早くなりそうです。
3月が平年に比べ気温が高く降雨にも恵まれたためだと思います。
4月中旬から量販店でも取り扱われることとなるでしょう。
お茶は1年分を摘まれる時期に仕入を行います。
普段100g1000円で売られているお茶と新茶として100g1000円で売られているお茶はどう違うのでしょう?
普段100g1000円でお茶も5月頃に摘まれた言わば新茶です。違いは1年間保管するために仕上げ加工して真空加工をして専用の冷蔵庫に入れて保管します。
今屋老舗の場合新茶として売られているものは、すぐ飲んでいただけるものとして、すぐ出荷します。1年間の保管費用もかからないので、その分良いお茶を使用しています。ほんの少しお得です。
兵庫県(丹波茶、母子茶)
栄西以来の古い歴史を持っています。こじんまりとした産地が多くなかでも丹波茶、母子茶が有名です。
丹波茶は県内最大産地で昼夜の気温の差が大きく濃い霧に覆われることから日当たりが程よく香り高いお茶が特徴です。
母子茶は三田市母子地区で栽培されたお茶で甘味のある濃厚なお茶です。
奈良県(大和茶)
三重県、滋賀県、京都府の茶産地と隣接する大和高原一帯の山間地が産地です。
山間部で日照時間も短く良質茶生産の条件に適しており、質の高いお茶ができます。