

皆さんは買ってきたお茶をどのように保存されていますか?
お茶は日持ちのよい食品に思われがちですが実は傷みやすく
デリケートな食品です。
どんなに良いお茶でも保存方法が悪ければお茶の香り、味、色が
劣化してしまいます。
せっかくの茶葉を最後までおいしく飲み続けて頂くために、
正しい保存の仕方を紹介します。
未開封のお茶は、食器戸棚の中や冷蔵庫など、冷暗所に保管してあげましょう。
数ヶ月先まで飲まない場合は、袋をラップでくるみ、更にチャック付きの
ビニール袋等に入れ、口をしっかり閉めてから冷蔵庫へ。
お茶は消臭剤としても使用できるほど臭いを吸収するので、他の食品の臭いが
うつらないよう、特に漬物・肉や魚などの側には置かないよう注意しましょう。
いったん開封したら、茶葉を茶筒や缶などの密封容器に移し替え、なるべく酸素に
触れないようにして、できれば1ヶ月くらいで飲みきってしまうことが望ましいです。
瓶やタッパーなどは、光を透かしてしまうので不向きです。また、蓋が大きすぎる容器も
開け閉めの際に、酸素が当たる面積が広くなってしまうため不向きです。
茶筒が大きすぎても、常に空気に触れている状態で保存していることになるので程よい
大きさの茶筒を選びましょう。
毎日飲むお茶として頻繁に出し入れする場合は、急激な温度差の生じる冷蔵庫への保管も
おすすめできません。
①臭いの強いもの(肉や魚等)の近くに置かない。また機密性の高い容器に入れる。
②冷蔵庫から出すときに取り出してすぐに開封すると、温度差で結露してお茶を湿気させてしまいます。
開封する前に夏なら半日、冬でも2時間は室温に近づくまで待ちましょう。
今屋老舗のお茶は、JA共済連のお茶専用冷蔵庫にてお茶を保管しています。
お茶専用冷蔵庫ですので、お茶にとって最高の環境が保たれています。
また、今屋老舗では遮光性・保香性・防湿性に優れたアルミガス充填用の袋を
採用することで(水出し番茶を除く)湿度、光線の問題をクリアしました。
また、専用の機械を用いて窒素ガスを封入し酸素と置換することで酸化を
防いでいます。